自動車整備部
文化系2019年02月24日
第10回全日本EV&ゼロハンカーレースin府中 決勝トーナメント編
午後からは、決勝トーナメントです。本校からは3台+OB号が決勝トーナメント進出を決めてくれました。
決勝トーナメントは6台×3グループに分かれて5周走り上位2台が決勝に勝ち上がります。
はじめに山陽SPEED1号が出走します。
順調に走り1位をキープしていた山陽SPEED1号ですが、コース内で停止しているマシンを避けるために少し膨らんでコーンにかすってしまい、ピットスルー・ペナルティーを受けてしまいました。この間に、抜かれてしまい結果は3位となり決勝に進むことができませんでした。
つぎはなんと山陽SPEED 2号と山陽SPEED 4号が同じグループになってしましました。
ですが、1・2位になれば2台そろって決勝進出です。
レースがスタートして山陽SPEED4号の後ろに山陽SPEED2号がつきます。快調に走っていき1・2位を独占、3週目に山陽SPEED2号が山陽SPEED4号を追い抜きました。
そのまま1・2位でゴール、2台が決勝レースに進出しました。
いよいよ決勝レースです。
最後の調整をし、各部に緩みがないかを確認してレースに挑みます。
スタートポジションは前列のイン寄りに山陽SPEED2号その後ろに山陽SPEED4号が待機しています。
決勝レースのスタートフラッグが振られました。山陽SPEED2号・4号が2番手3番手につきます。
第3コーナーのヘアピンカーブで山陽SPEED2号がスピンしかけ集中力を欠いたか、次のコーナーでカウンターが間に合わずコースアウトしてしまいました。
コースに復帰できればまだ走ることができますが、エンジンが止まってしまいすぐに復帰できません。なんとか一人で押し掛けを試みますがなかなかエンジンがかからず、気持ちばかりが焦ってしまいます。
その間にもレースは続き、山陽SPEED4号が2位でゴール。他のマシンも規定周回数を続々とクリアしていき、山陽SPEED2号はリタイヤとなってしまいました。
リタイヤとなった山陽SPEED2号ですが、あきらめずに最後まで頑張った姿を評価されてか、審査員特別賞を頂くことができました。
大会実行委員の皆様ありがとうございました。
結果としては悔いの残る大会ではありましたが、チームとしては全員が全力で挑み、お互いが支え合うことができた、実りのある大会となりました。
ちなみにOB号は一般レース優勝、一般予選タイム優勝と2冠とも2連覇しました。
最後になりますが、これまで遅くまで頑張っている生徒を支えてくださいました保護者の皆様本当にありがとうございました。
大会前や当日に駆け付けてくれたOBのみんなとても助かりました。ありがとう!!