2025.02.20硬式野球
コロンビア・ペルーの旅 第1弾
教え子の川田健がコロンビアに行って1年。当初は、藤井皓哉を連れて、そういう国を現役プロがいって、子供達と野球で遊ぶ企画をしていましたが、優勝旅行や私の都合で予定が合わず仕切り直し。1月に、別の教え子(虎)がペルーに派遣。隣国なんで、まとめて行こうと思い2月に出発。行きは、トランジットも含め48時間ぐらいかかって到着。昼間でも、外出は控えるように言われるぐらい町は緊張感に包まれていました。空港まで迎えに来てくれた健。驚くほどスペイン語がペラペラ。英語は、話せるから大丈夫と思っていたら、久しぶりで言葉は出てこないし、英語自体が通じない(笑)。高校生の頃は、大人しかった健ですが、アメリカの大学に行って帰国してから、よく話をするようになってました。孤独は人を強くする…。帰国後は、スペイン語圏の国に協力隊に行こうとしてたのに、合格は英語圏。辞退して再テストを受けるとコロナで延期。その間、山陽高校のコーチをしながら、ラーメン屋でアルバイト。近所の人は、いつになったら定職につくの?と思っていたでしょう。念願かなってのコロンビア出発には、選手全員で送り出したのが一昨年10月。ここまで逞しくなるとは思いませんでした。日本から連絡すると、お土産で欲しいのはカップ焼きそばとたらこスパゲッティの素、たくさん買っていきました。
ホテルに着くと、お土産を渡し休憩。すると、休ませてくれずに、すぐに近くの球場で練習して選手がいるから見に行きましょうと連れていってもらいました。まずびっくりしたのは野球場。メジャーリーガーも輩出する国で、プロリーグもあるのは知っていましたが、こんなに立派な野球場があるとは…! つい最近も、U-15の世界大会があったそうで、日本も参加。健は、日本チームのお世話役だったそうです。すると、185㎝を越えるすら―っとした青年がいました。投げると、綺麗なフォームで伸びのある球を投げていました。15歳とは思えない。日本に連れて帰りたくなる選手でした。健が言うには、これでも、ちょっといいかなぁと思うぐらいの評価だとか。夜は、ホテルの近くのレストランで、地ビールを堪能。久しぶりに、街を歩くのも緊張感に包まれ、五感が目覚めていくのがわかりました。アディオス アミーゴ