2018.12.07スピーチ同好会
全国大会「優秀賞」受賞!!
大分県中津市で行われた「福澤諭吉記念 第57回 全国高等学校弁論大会」に小野穂実さんが出場しました。全国から29名の弁士が出場し、弁論を行った結果、第3位「優秀賞・大分県教育長賞」を受賞することができました。今回の弁論の内容は、育ててくれているお父さんへの感謝の気持ちを伝えるものでしたが、聴衆の中にも娘を持つお父さんが多かったようで、「こんなことを娘に言われたら、父親として本当に嬉しいよ」など、色々な感想を聞かせてもらうこともできました。想いを自分の言葉で伝えることの大切さも感じましたが、弁論を通して親孝行もできているんだなぁ…とつくづく思いました。
今回頑張ってくれた小野さん。弁論を始めたのは、高校2年生からでしたが、この2年間で大きく成長してくれました。始めた頃は、先輩の弁論に圧倒され、なかなか自分らしい弁論ができず苦しんでいました。県大会にさえ出られたらいい…先輩たちの「全国大会目指して頑張ろう」という言葉にも控えめな返事。正直、「大会に出て大丈夫かなぁ…弁論続けてくれるのかなぁ…」と当時は心配もしていました。しかし、練習を続け、大会に出場するたびに、表情が変わり、声が変わり、どのような大会に出ても大丈夫!!と思えるほど、イキイキとした姿に変わっていました。そして3年生になると、多くの全国大会に出場し、全国優勝までしてくれ、岡山県初の快挙も成し遂げてくれました。それだけではなく、お昼休みや放課後には、弁論を始めたばかりの後輩達のために、悩みを聞いたり、アドバイスをしたり、みんなが成長できるようにも尽力してくれました。自分のことよりも、みんなが楽しく笑顔で弁論ができるように考えながら部活に励んでくれ、その姿は本当に頼もしかったです。ありがとう。
大会も残すところあと1つ。一人でも多くの方に、自分の言葉で気持ちを届けていきましょう。応援をお願いします。