2021.12.19スピーチ同好会
ESD Cafe URA 2021に参加しました♪
岡山国際交流センターで2年ぶりに開催されたESD Cafe URA 2021(こくさいこどもフォーラム岡山主催)に部員6名が参加しました。県内から20校82名の中学生・高校生が集まり、11のグループに分かれてディスカッションを行った後、グループ発表を行います。今年度は、グループごとにテーマがあり、生徒たちが参加したグループは「貧困・飢餓」「住み続けられるまちづくり」「福祉・水トイレ・働きがい」「ジェンダー平等」等々…SDGsに掲げられている17の目標の中から、自分の興味のあるテーマについてディスカッションを行いました。いつも練習している弁論とは違って、話の展開に合わせて、自分の意見をその都度伝える練習はできていない部員達。ちゃんと意見が言えるのかな…何も話さず終わってしまうのかな…など顧問としては色々と心配でしたが…初めて会った高校生同士、最初は緊張しながら、遠慮しながらのスタートでしたが、すぐに次から次へと意見がでてきていました。部員達も、臆することなく堂々と意見を言っている姿に、部員一人ひとりの成長を感じることもできました。そして、ディスカッションタイムが終わった後は、それぞれのグループで導き出した問題点や解決法をまとめ、発表用の資料をパワーポイントを使って時間内に完成させてグループごとに発表。部員達もそれぞれのグループで頑張って発表をしてくれました‼
最後の講評でも言われていましたが、聴衆の前で自分たちの意見を伝える時に大切なのは「自己満足で終わるのではなく、聴いて下さる方々にとって分かりやすい話し方が必要」ということがよく分かったのではないかなと思います。11グループの発表を聞いていると、聴衆に問題提起し、考えさせ、きづきを与えてくれるような発表も多くありました。ディスカッション&グループ発表は一見違うように思えるかもしれませんが、弁論も一緒です。聴いて下さる方々に一方的に想いをただ伝えるのでは、誰の心にも響きません。自分の想いをどうすれば聴いて下さる方々の心に届けることができるのか、簡単なようでとっても難しい問題…ですが、相手のことを考えながら想いを言葉に変えていけばきっと大丈夫。
今年度のスピーチ部の大会は、これで一段落です。今日から次の原稿を書き始めます。今回のきづきが、きっとみんなを成長させてくれているはず。自分の想いを一人でも多くの方の心に届けるために、どんな言葉を使い、どんな文章構成にするのか。しっかり悩んで、考えて、最高の1本を完成させてください。楽しみにしています♪