いつもと違った夏 甲子園のない夏を過ごしています。しかしながら、関係者をはじめ、県民の皆様の自粛期間中の我慢、また医療関係者の最前線でのご尽力のおかげで代替大会が開催される予定です。ただ、ここ最近、東京や大阪での感染者数が急増。このまま拡大すれば、大会が出来なくなってしまうんじゃないかと心配しています。何とか、これ以上拡大しませんように、祈るだけです。また、九州を中心に線状降水帯が蔓延り、甚大な被害を出してます。2年前の真備の水害を思い出してしまいます。大会前から夏休み中、選手・スタッフと何度も何度も復興作業に行けせて頂きました。あの時と同じように、最近は雨ばかり、そちらも不安です。土の酸っぱい臭いがしたら、土砂崩れのサインです。気をつけて下さい。
そんな雨ばかりの毎日で、なかなかグラウンドでの練習や試合ができませんが、雨天練習場へ行く途中、色鮮やかなヒマワリが咲いてました! 何回か前のブログでヒマワリ畑を拡大したと書きましたが、違うんです!こんな場所に種は植えてないんです! 昨年枯れたのを捨てた場所なんです。その捨てられた中の種なんでしょう。逞しすぎます。葉っぱも、幅が30㎝以上、縦も50㎝以上、幹も手で握って指が届かないぐらい。かたや、ヒマワリ畑のは、添木がないと倒れてしまうものばかり…。水をあげ、腐葉土を使い、雑草を抜き、丁寧に育てた結果ですが…。育てるなんて、おこがましい事だと痛感しました。自ら育つだけ。置かれた場所で花を咲かす…という名言もありますが、そのレベルを遥かに凌駕してます。捨てられても、腐らない、いやいや、それ以上に伸びてます。水も雨だけ、土もそのまま、雑草の中を自らの手で栄養を吸収してきたのでしょう。半端ない、生命力に脱帽です。三年生の何人かは、この化け物に気付いていました。花が咲いた以上に、生きるメッセージを感じとってくれたと思います。鬱陶しい雨の中、スカッとしました!
2020.07.10硬式野球