夏、初めての開幕試合。8時半には球場に。試合開始は12時。時間と調整、迫り来る雨雲。難しい試合でした。最終的には9回2アウト2ストライクまで勝っていました。打ち上げられた飛球は、グラブに収まってから野手が交錯。呆然と立ち尽くす選手達。試合後、プレスルームでの質問…何も、言葉が見つかりません。誰が悪いわけでもなく、追加点をとらせてあげられなかったヘボ監督のせいです。野球の神様は何を試したいのか…。
あれから、一週間。新チームの練習をしながらも、心の傷は癒えません。そんな時に、山陽高校野球部の本が出ました。“どん底からの甲子園” 内容は、100%は書けませんからマイルドになってますが…お時間あれば、読んで下さい。今の心境からは、甲子園からのどん底ですが…。この悔しさを糧に、三年生には強く、幸せになってもらいたいです。なんと、山陽史上最多の25人が大学や社会人で野球を続けてくれます。
そんな中、敗戦後、夏の甲子園メンバー 小松・井元・有本が、元気にグラウンドに来てくれたり、台湾で活躍してた知念と会ったり、今日は、選手達が私の誕生日にケーキをくれました! 生クリーム・バケツ水攻撃付きで! みんなからパワーを頂きました。一番辛いのは、三年生。彼らが前を向こうとしているのに、私が下を向いてられません。5年後、10年後に居酒屋で笑い話に変換できるような時間を、これから過ごさないといけないと思います。そして、再び どん底からの甲子園! ナポレオンは言いました“最大の危機は、勝利の目前にある” 棺桶に入る直前まで油断しません。先日の敗戦は、結果ではなく、まだまだ途中経過です!
グラウンドの向日葵も満開になりました。花が咲くまで諦めません!
2019.07.26硬式野球
短かった夏