今日は、師匠の前田祐吉さんの一周忌。昨年のブログにもアップしましたが、自分がアジア野球連盟などで活動した中で出会い、人生の師匠と決めた方です。実は、悲しいお知らせは続くのですが、この偉大な師匠に出会う橋渡しをして下さったのが、元デサントの渡辺博敏さん。ある日、渡辺さんからの電話でタイに行ったのが前田師匠との始まり。渡辺さんとは、ガーナで野球の普及をしていると、日本から重量250キロのオリンピック用のユニフォームや野球グッズを単身運んで来てくれたのが出会いでした。ガーナでは2週間近く、打撃投手や指導をして頂きました。その時に、クソ暑いガーナの昼休みに、「ええなぁ、もう年やから、会社辞めてボランティアで途上国の野球の指導したいなぁ〜。」っと話されてました。それから帰国後、会社の重要なポジションを捨ててタイやパキスタンで野球の指導をされてました。渡辺さんは、王さんや長嶋さんにも可愛がって頂いてた人格者。実は、その渡辺さんも昨年末に亡くなられました。この御二方がいなければ、野球界での私は存在しません。昨年、2回優勝して、2人の師匠が、「堤、もう大丈夫やろ。後は自分で出来るやろ!」って言ってるのかなぁと思いながら、献杯です。本当に、お二人との出会いが人生を変えました。文字には出来ない感謝です。有難うございました。私も40代半ば、これからは与える側になりたいと思います。
2017.01.07硬式野球