おかやま山陽高等学校 | Okayama Sanyo High School

2020.09.11スピーチ同好会

おかえりなさい②

部員に弁論のコツを伝えます

授業に向けても準備を頑張っています

スピーチ部のもう一人の卒業生で、今年教育実習に来ているのは、栗子先生。栗子先生は、高校生時代は機械科に所属し、色んな資格を取得したり、学校の代表としてものづくり大会にも出場しました。スピーチ部では、県大会のみならず多くの全国大会に出場し、様々な賞を受賞しました。気づいている人もいるかもしれませんが、スピーチ部HPの最初の写真は、栗子先生が全国大会に出場した時の写真です。
本来であれば、スピーチの練習が行われる教室は総合学習室だったのですが、今年はコロナの影響により、昼休みは総合学習室で、放課後は図書室を借りて行っています。色んな場所で練習しているので、部屋の大きさに合わせて声の大きさを変えなければならないなど、気を付けなければいけないことがいつもよりあります。その上、図書室での練習は、たくさんの本が声を吸収するため、声がなかなか響いてくれず、苦労している部員もたくさんいますが、これも一つの練習だと思って、色んな工夫をしながら練習しています。
栗子先生が今回指導してくれたのは、今年から弁論を始めたばかりの部員。この夏から本格的に練習を始め、原稿を覚え、少しずつ声が出せるようになってきました。しかし、まだまだこれから弁論の技術を習得していかなければいけません。弁論は「原稿を書いて覚えて人前で言えばそれでOK」と思われがちですが、実はそうではありません。いろいろな技術が必要で、会場や状況に応じて、自分で判断して弁論しなければならないんです。そして、今回は「弁論のコツを生徒に教えてあげてください」とだけ伝えて、先生として弁論の指導をしてもらいました。生徒に合わせて分かりやすく指導しているように見えましたが、部活が終わると弁論の指導の難しさを感じたと話していました。でも教えてもらった部員に話を聞くと「分かりやすかった」「また教えてもらいたい」といつも以上に嬉しそうに話してくれました。
授業の準備や部活動指導などやるべきことがたくさんありますが、先生として生徒と一緒に輝いてくれる姿を期待しています。

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