2025.03.07硬式野球
コロンビア・ペルーの旅 第5弾
昨日の綺麗な球場に、昼間行くとビックリ!周りの山は住宅で覆いつくされています。いわゆるスラム街…ベネゼエラからの不法滞在者などが勝手に家を作り、住み着いたとか…。それをフジモリ大統領の時に、土地ごともらえたというような話を伺いました(正確でなかったらゴメンナサイ)
バスの銃弾の跡も気になりますが😅
リマの街中にも、アエルというスポーツクラブがあり、運営は日系人コミュニティー。町の一等地にとんでもない大きさです。野球場・サッカー場・プール・テニス・陸上競技場、バレーボール・レストラン4件・お風呂・サウナ・ボルダリング・・・・なんでもあります。仲良くしてくださった日系人のこうきさんやかおるさんに色々お話を聞きましたが、それは壮絶でした。おそらく、1世の方々は、どろ水飲みながら頑張ったんでしょう。ペルーには300万人の日系人がいるそうです。その8割は沖縄の方、戦後夢を求めてきたとおっしゃっていました。ただ今は裕福にされていますが、壁の移民の歴史の白黒写真や広場で練習している琉球太鼓、文化会館での柔道・空手・合気道・習字などの教室を見ていると、恥ずかしくなってしまいました。私達よりよっぽど日本を大切にしています。愛しています。祖国愛の熱量がすごい。戦後、GHQによる教科書検定で祖国愛を感じなくなる歴史教科書で勉強してきた日本の方々には理解できないかもしれません。海外に住んだことがある人間に生まれる特別な感情かもしれません。現地でファストフードを180店舗もっているカオルさんも嘆いていました。成功した人たちが、少しずつ土地を買って、自分達の子供達が安心して遊べる場所、大人が安心して集まれる場所を作ろうとしてできた、このスポーツクラブ。ただ3世・4世の世代には当たり前の存在。その歴史を知ってもらおうと壁に写真が飾られています。会えば話をするが…伝わっているかなぁ…。
本校の野球場にも、1923年の写真、私が赴任した時の写真などたくさん貼っています。歴史を知らないといけません。一部上場企業のホンダに入りたいんじゃなくて、本田宗一郎の思いに惚れて入社したいと思って欲しいと企業は思うのではないでしょうか?
このスポーツクラブAELUといいますが、聞くと違いましたが、私には「会える・逢える」という意味があるんじゃないかと思いました。ビバ・ペルー