先日、春の西部地区予選がありました。相手は総社南。昨年の春の県大会で苦汁を飲まされた相手。いきなり二塁打を打たれ、焦りましたが、何とか勝利。20期連続の県大会を決めました。2006年に監督になりましたが、最初は私が赴任する前からの能力の高い選手達がいましたので、簡単にベスト16にはいけました。今、考えると甲子園で2勝できるぐらいの力がありました。選手達には申し訳ない話ですが…。簡単に勝てるやろと思ってましたが、そこから地獄。2012年の春までで、春・秋で県大会に行けたのは一回だけ。ずっーと負け。しかも、代表決定戦で負けたり、5点差リードから逆転負け、サヨナラ勝ちだと思えば、タッチアップが早過ぎてアピールアウト。何度脳みそが沸騰した事か…。監督になってからの大問題児だった今井がいた時、藤井皓哉が入学した2012年の春に県大会に行ってから今回まで負けなし。負けにくい法則、上手くなる事と強くなる事の違いなど、身体に染み込んできました。人に与えられたものではありませんから、忘れる事はありません。しかし、10年も経つと選手や関係者は当たり前になってしまいます。初心忘れべからず…。しかも、今回のチームは、昨年秋、コールド負け。一冬で、急成長。練習試合を重ねる度に強くなっていますし、チーム内の競争も激化。さらに、新入生が入ってきて、刺激になってます。楽しみであり、選ばないといけない辛い日々です。
2022.04.11硬式野球