おかやま山陽高等学校 | Okayama Sanyo High School

2017.11.24スピーチ同好会

全国制覇!「最優秀賞」受賞!!

福澤弁論 競弁中

聴衆の方々の心に想いが届きますように…

優勝旗授与

最優秀賞おめでとう!!

11月24日(金)に大分県中津市で行われた『福澤諭吉記念 第56回 全国高等学校弁論大会』にビラン・アンドレ君が出場しました。全国から予選を通過した29名の弁士が集まり、競弁を行った結果、アンドレ君が見事第1位の「最優秀賞」を受賞しました。これは、岡山県勢としては、27年ぶりの快挙です!
緊張のためか、直前まで自分の思うような弁論が出来ず、悩んでいたアンドレ君でしたが、「5人のお母さんが会場にいると思って、ステージで想いを届けてきてごらん」と声をかけると、大きくうなずいて、演台に向かってくれました。3年間、上手く日本語が話せず苦労したこと、初めて弁論をお母さんの前で披露した時に緊張と恥ずかしさからいつもの弁論ができず悔しい想いをしたこと、自分の弁論を聴いて涙を流しながらうなずいてくれる聴衆の方々と出会ったこと…等々、弁論を通して学んだこと、感じたことが沢山あるはずです。多くの方とのご縁があって、この山陽高校のスピーチ部に入部し、支えてくださる方々への感謝の想いを弁論で伝えることができました。
この弁論生活3年間の集大成を見事笑顔で終わらせることができ、本当に良かったです。今回の福澤弁論で披露した弁論、毎日練習を聴いている顧問にとっても、心に響く本当に感動した弁論でした。本当に「最優秀賞」おめでとう。

大会後、一通の手紙が学校に届きました。それは、中津文化会館で出会った一人の女性からでした。アンドレ君の隣に偶然座ったその女性は、そわそわと落ち着かない様子の彼に優しく声をかけてくださいました。女性の声は、とても穏やかで優しく、緊張していたアンドレ君を「大丈夫。頑張ってね」と励ましてくださった後、彼女は席を離れました。その女性は、会場で弁論を聴いて本当に感動したこと、大分の新聞やテレビで笑顔で写っている姿を見て嬉しく思ったこと等、お手紙で書いてくださいました。その中には、「お友達にもみんなにあなたの弁論を聴かせてあげたかった」と嬉しい言葉が書かれていました。そして、「不思議なご縁」で出会ったアンドレ君が立派に成長していくことを応援してくださると書かれていました。
お手紙を有難うございました。この「ご縁」を大切に、これからも部員全員がそれぞれの道で自分自身を成長させることができるように頑張っていきます。

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