2020.07.24女子ソフトボール部
岡山県総合体育大会代替大会
三年生最後の大会となる、県総体代替大会を迎えました。今年度は、全国大会に繋がる大会ではないということもあり、夏季大会のシードをかけたAグループと三年生の思い出試合をメインとしたBグループの二グループに分かれ、行われました。我々は、三年生が多いこともあり、Bグループでの参加を決めました。ありがたいことに、三年生の記念試合であるBグループは勝っても負けても二試合戦えます。
一試合目は、就実高校と対戦。相手のミスを誘い先制、勢いに乗りたかったところを手堅く締められ、その裏に大量失点から追う展開に。なかなか得点できず、さらに失点を許し、最終スコアは3-21の90分コールド。ミスもありましたが、最後まで下を向かずに戦いました。ミスをどう反省し、次の試合に生かすかを話し合い、次の試合に備えました。
二試合目は、新見高校と雨の中での対戦。お互いに前の試合で敗れているため、最後の試合だけにどうしても勝ちたい。その想いがぶつかるようなシーソーゲームの末、こちらの反撃及ばず敗戦となりました。敗れはしましたが、試合後の選手たちの表情には清々しさがありました。
今年の三年生は、ソフトボール未経験者だけの代でした。さらに、一つ上の代唯一の部員も進路の都合で早期引退を決め、一年生のうちから自分たちだけでの練習となり、初めは上手くいかないことばかりでした。それでも、自分たちで考え、話し合い、全員で乗り越えてきました。後輩ができたことで、どう伝えればよいのか、表現力も養いました。ソフトボールを通して、競技力だけでなく、人間的にも大きく成長した代だと思います。私自身も指導者として、まだまだ成長しなければならないなと感じさせられました。ありがとう。
最後に、悪天候の中、応援や差し入れをいただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。選手たちがソフトボールに打ち込むことができたのも、保護者の皆様のご理解とご協力があってのことだと思っております。今後とも、おかやま山陽高等学校女子ソフトボール部の応援をよろしくお願いいたします。