秋の県大会でサヨナラ負けした創志学園が優勝…。こちらは、練習試合…。こやの悔しさを夏のエネルギーに変えないといけません。今日は、兵庫県の公立の雄 社高校へ。実は、私の生まれ故郷。久しぶりに故郷へ、昂ぶってたのか夜中の2時半には目がパッチリ。試合は、なんとか勝てました。それより、試合中に幼馴染みが来てくれました。30年近く会ってないと思いますが、まるで昨日も一緒にいたかのように話しました。試合相手の山本監督も通信制で教員資格をとった情熱家。楽しいお話を伺いました。
帰りには、幼い頃ソフトボールで優勝した時だけ食べさせてもらえた〝大橋そば〟を食べたいと行ってみると、残念2分前に閉店…。小学生の時に、食べ終わると、残ったスープをみた大将に、〝残すなっ!〟って、めちゃくちゃ怒られました。
急遽 予定変更で四年生二学期まで通ってた小学校へ。すると、偶然なのか私の亡父らが作った、闘竜のユニフォームを着た小学生が帰宅してました。40年経っても、活動している事に感動!
近所の五峰山に行くと、小学生の頃に、毎日学校が終わると自転車を漕いで登った坂道、どこまで降りずにいけるか友達と競ってました。帰りは逆、どこまでブレーキをかけずに山を降っていけるか…危ないですねー、真似しないように…。よく、ハンドルをとられて田んぼに突っ込みました。今じゃ、道路も整備され交通量も多くてできないでしょうが…。登って行くと、昔使ってたグラウンドが整備され、親子が野球で遊んでました。隅っこに、当時のバックネットとベンチが朽ち果ててました。広く遠く感じた道が、狭く近く感じてしまいました。親より親みたいだったオッチャン夫婦も80代、お会いできて良かったー。インターに行く前に、闘竜灘へ。ここは、本当に、よく遊びました。相変わらず、危ないんですが…(笑)子供にはたまらない、ドキドキする場所でした。
県大会でサヨナラ負けし、元気のない選手をみていて歯痒かったのですが、選手より、私が元気なかったのが伝染していたのだと思い込んでます。人を変えたいなら、まず自分が変われです。 そこで、自分自身、何かを変えたいと思ってましたが、変えることより、原点回帰。初めて、野球をした事を思い出しました。私には、残念ながら合併やらなんやらで高校の母校がありません。兵庫県・東京・仙台・ジンバブエ ・ガーナ・福岡と転々としていたので、故郷らしい故郷もありません。しかし、自分は生まれた滝野が故郷だと思っています。残念ながら住んでた場所は、建物すらなく駐車場。涙が出そうでした。10歳までしか住んでなかった滝野の親友やオッチャン夫婦は、家族のように暖かく迎え入れてくれました。今、山陽球場にはOB全員の写真が1枚1枚あります。母校を失った反動でしょうか、卒業してからグラウンドに戻ってきた時に、懸命に練習していた場所ですし、我々も忘れてませんよと思ってもらうために、故郷のような場所にしようと掲示してます。なぜか、空元気をだしたら、物事が少しずつ好転してきました。やはり、1番大事なのは〝気〟ですね。幸せな1日でした。
2020.10.11硬式野球