県大会の決勝再試合からドタバタで甲子園へ…。何もかもが初めてで、アッという間の10日間。試合は、何もさせてもらえず悔しさしかありませんが、ダグアウトから見たアルプスの熱い応援、銀傘越しに見える空、スコアボードから外野席の景色、退場する時のバックネットから聞こえる“帰って来いよ!”という声…。原色のまま、一生忘れません。
学校に帰る途中、鴨方インター出口が見えた時に、身体が軽くなりました。長いホテルでの生活、都会での生活、大会の緊張感から解放されたのかもしれません。しばらくして、家に帰りメールに添付されてたバーチャル高校野球の 夏のあとがき…っていうのを初めて見ました。主将の話を見てたら涙が止まりませんでした。
夢と思ってた山の頂上には、もっと素敵な景色があるようなんで、また登山の準備と覚悟を始めます。
今回感じたのは、甲子園は、野球だけじゃないという事です。産まれの兵庫県滝野町の小学校低学年の時の親友、東京の友達、四国の親戚、九州の仕事仲間、アジアやアフリカの友達、高校・大学の先輩や後輩 上手く言えませんが、時間の縦軸と地理的な横軸の中で、人生の中で関わった全ての人達と再会させてくれた凄い場所でした。
学校から空を見上げると秋の空、空気も秋の香り…。今年の夏は、暑かったのかもわからないまま、秋になりそうです。浦島太郎みたいな感じです。最高の夏を有難うございました。これからもチームの応援、また三年生の次のステップを応援よろしくお願いします! “1人で見る夢はただの夢、みんなで見る夢は実現への夢!”