おかやま山陽高等学校 | Okayama Sanyo High School

2020.09.19女子バスケットボール部

負けから学ぶこと

9月19日(土)選手権大会(winter cup)備中地区予選が行われました。
結果は、〇天城94-22山陽●と見事な惨敗でした。点数の問題だけでなく、試合までの行動や、試合中のプレー、気持ち含めて本当に見事なまでの惨敗です。
負けたことはもちろんですが、何よりもチームで決めた目標が達成できなかったことが悔やまれます。
選手で話し合った目標に向かって、約1カ月練習してきましたが、
正直目標に向かって努力しているのか、試合までの練習をこなしているのか分からない部分が多々ありました。
その結果、目標に向けて挑戦する前に失敗をしてしまったり、ミスになることがほとんどでした。
選手とも話しましたが、目標にチャレンジするには、それまでの過程ができていないとだめです。
選手たちは、今の自分たちにとって少し上の目標、頑張れば達成できるであろう目標を立てたと思います。しかし、実際はその目標すら達成できない現実をこれからどう考えていくのか、自分自身の行動につなげていくのかが大切です。
とは言っても、試合の負けは監督の責任なので、選手より私の反省です。試合の内容を見て、あの時こういう練習をしておけば何か変わったかな、とか色々考えることばかりでした。試合までの練習のなかで選手と気持ちがつながっていなかった結果だと思いました。
「負けから学ぶこともある」という言葉をよく聞きます。その言葉の意味はよく分かるし、理解もできます。しかし、負けから学べることは、勝ちから学べることには絶対に適わないと思います。勝者が敗者の気持ちを思い描くことはできると思いますが、逆は難しい。
バスケットボールの代表的漫画であるスラムダンクの『負けたことがあるということがいつか大きな財産になる』という言葉は、理解はできるけど共感ができないのが正直な気持ちです(笑)
なによりも、何カ月?1年?の練習で絶対王者に勝てるほど、バスケは甘くない。と大前提では思っています。
(決してスラムダンク反対派ではないので誤解しないでください)

話を戻して、悔しさと反省ですが、嬉しいこともありました。5名の部員のなかで1名だけ初心者がいるのですが、試合終了後、他校の先生が「あの初心者の子頑張ってたなー」と声をかけてくださいました。
唯一の初心者でしんどい思いや不安をたくさん抱えての試合だったと思いますが、こういう風に見てくれている人がいるから頑張れると思います。
言われたままを選手に伝えると笑顔が見えました。試合終了後は悔しさから涙を流していましたが、まだまだこれからです!!

連休を挟んで、気持ちを新たに練習再開ですが、選手たちはどんなモチベーションを持って練習に臨むのか楽しみでもあり、不安でもあります。

予想通り試合の写真は撮り忘れました!(笑)
というか、試合中の写真なんて皆さんどうやって撮っているんですかね…
試合中に余裕がない証拠ですね。次回頑張ります(笑)

今後も応援をお願いいたします。
今回はバスケットボールの話で終わります!

 

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