2023.01.27硬式野球
部訓紹介シリーズ 第1弾 冬練
野球部には66の部訓があります。明徳義塾の馬渕監督も気に入っていた頂いたようでコピーをお渡ししています。一部上場企業の新人研修にも、コンサルタントが勝手に使ってたと、たまたま入社した教え子に言われました。今回は
60.無理もうダメだと思ってから、もう少しだけ、今できることを少しだけやってみる。
61.あと10センチ掘れば、ダイヤモンドが出たのに、次の場所を掘っているかもしれない
今週は、10年に一度の大寒波襲来。気温も夕方からは氷点下です。それに加え、この冬の乗り越えないといけない課題は、90mインターバル100本です。4組に分かれて90mを15秒以内で走ります。45秒かけてスタートに戻ってくると、ちょうどスタート。めちゃくちゃキツイです。普段は15本ですが、先日の高野連の指導者講習会で、智弁和歌山の高嶋前監督がPP100本が普通になれば、何をやっても楽に感じる。人間は慣れやとおっしゃってたのと、昨年の創志学園がとにかく冬場に走りまくったと言ってたので、挑戦しています。走って野球が上手くなるのではなく、強くなるんだと思います。準部訓に、上手くなるとはコツを掴みスピードがあがること、強くなるとは我慢することと言うのがあります。みんなきつそうです。でも、楽をさせません。この子達が夏勝てるなら、悪魔にでも鬼にでもなります。1週間に一度5本、10本と増やして、今は70本。2月末には100本挑戦します。無理と思ってから、もう少しだけやってみるように煽ります。あと10センチ頑張れば、無敵になれるかもしれません。ダイヤモンドの部訓は、南部アフリカのボツワナの諺です。国中がダイヤモンドの塊みたいな国で、ダイヤモンドラッシュ!ここ掘れワンワン状態の1980年代、1人の男は、掘っても掘っても出てこない…違う場所を掘り出す。それを何度も繰り返す。すると、別の人が、男が以前掘っていた穴を10センチ掘ったら次々とダイヤモンドを発見したそうです。諦めずに踏ん張り、やり続ける事が大切だと言う事です。
キツイので、このメニューの時に空気が悪い時があります。頭で考えてるんでしょう。脳科学者の池谷裕二さんは、面白いから笑うんじゃなく、笑うから面白い。やる気があるからやるんじゃなくて、やるからやる気が出る。つまり、考えるより行動しろと言ってます。サッカーのKINGカズも同じ事を言ってました。まず行動!心を鬼にして、冬を乗り越えます!