おかやま山陽高等学校 | Okayama Sanyo High School

2023.02.12硬式野球

2023年02月12日 えっ、もう終わりですか?

 20分後

20分後

宿敵 長澤前監督

宿敵 長澤前監督

 

最近、OBがよくグラウンドに来ます。転職、就職、結婚、起業…様々です。ちょうど春に向けて、色々と生活が変わるのでしょう。今日は馬屋原君。12年前ぐらいの選手。まだ県大会か夢だった頃でした。外野手でしたが、投手にもしましたり右を左に帰るために10万スイングもしました。近況報告や昔話で盛り上がってました。グラウンドでは、冬練の仕上げの200m走、体力が付き過ぎたのか、限界まで追い込めていないのか…例年だと、グラウンドに大の字になり動けない選手が出るのに、まだ元気そうな選手もいます。18時半に決勝戦が行われて、頑張り屋の世良君が優勝。そして片付け開始。その姿を見て、OBの馬屋原君が「えっ? もう終わりですか?」とぼそっと聞いてきました。何でかと聞くと、彼達の頃は23時ごろに帰宅していた日が普通だったそうでした…。以前も書きましたが、施設・道具が充実した事、コロナ禍の数年で練習内容の見直し、変更、効率化し、効果無さそうなものは封印。逆に復活したものもあります。結果的に、おそらく練習時間は30〜40%短くなりました。短くなりましたが、強度はアップしているかも知れません。強くなる練習は、我慢することを求めますし、上手くなる練習は楽しくコツを掴めるように工夫します。 先日、この10年間、目の上のタンコブだった創志学園の長澤前監督と座談会がありました。いくつも金言を頂きましたが、特に連覇は、違う登山ルートを見つけないといけないよ、同じ道を行こうとすると失敗するとおっしゃってました。甲子園に行った後、しばらくこうやったら甲子園に行ったから…なんて時期があり、抜け出すのに時間がかかりました。前例に縛られてしまいました。その後、自分の中では変化したいのに、練習量を減らしたり、変える事により、結果が出なかった時の言い訳すら考えてしまっていました。そんな時にコロナでした。一気に閃めきました。今しかない!ガラッと変えました。その結果が今です。大会の結果はどうなるかわかりませんが…。例えば、身体を柔らかくするのに、何日もかけてましたが、今では20分で柔らかくなります。努力は時間を短縮することですから。

話は変わりますが、会議室であーでもないこーでもないと閃かない会議や悩む事があるかと思います。逆に洗濯や掃除をしてたら突然閃いたなんて話をよく聞きます。脳みそから絞り出そうとしても浮かばないそうです。体内や脳みそを使っても、たぶん閃めきません。だって閃めきは、目に見えない存在からの頂きものですから。だから、閃めき、直感には従わないといけません。閃いた事を脳みそで考えてしまうと、つまらない結果になります。

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